最近人気が上がってきているデコポンを取り上げてみました。
少し前までなら、デコポン???という方も多かったですが、今ではテレビなどで話題になる事も多く、デコポンを知っているという方も増えてきました。
ふるさと納税などでも人気を集めたりする熊本などを産地として栽培されている人気のデコポンですが、そんなデコポンの食べ方マニュアルやデコポンの栄養とそのカロリーの情報などもまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもデコポンとは?
デコポンをご存知でしょうか?簡単に言えばデコポンとは、みかんの事です。
ただ、みかんと言っても、みかんに様々な種類があります。温州みかん、ポンカン、いよかんなど、そのみかんの中の1種類なのです。
ここ数年で、デコポンの人気は飛躍的にあがってきています。
それとともに、デコポンを栽培する農家や産地も増加してきています。
デコポンの発祥の地は熊本県になりますが、長崎県の農林省果樹試験場口之津支場にて、清見とポンカンを交配させて1972年に生まれました。
品種名を不知火(しらぬい)といい、登録商標がデコポンになります。
デコポンの全国の生産量の半分近くは、熊本県産になります
そんなデコポンですが、デコポンは日本で唯一、全国統一糖酸品質基準を持つ果物になるのです。
育成試験場では、デコポンの形は花柄部分(デコ)が盛り上がっており、果皮もザラザラしていたりして見栄えもお世辞にも良いとは言えず、成熟するとややくすんでしなびてしまっていたりで、選抜対象とはならずに、品種登録がされなかったのです。
オレンジの自由化や過剰生産によって、価格が低迷していた甘夏に代わる果実を探していた熊本県の不知火農協によって、1980年頃より熟成方法や土壌改良からさらには施肥技術などの栽培の取り組みが始まって、そして、不知火海沿岸地帯でデコポンの栽培が広がっていったのです。
熊本などデコポンの産地での収穫時期
デコポンは、初めて見たときは少し不恰好な形と思ってしまいますが、味については濃厚な甘みとシャキシャキした歯ごたえに定評があり人気があります。
見た目からは判断しにいのですが、果皮は実際には簡単に剥くことができ、薄皮のじょうのう膜も気にしなくても大丈夫で、さらに種もほとんどないため、袋のままで食べる事ができるのです。
柑橘類の糖度は、多くて13度程度になりますが、デコポンの中には糖度が16~17度になるデコポンもあり、糖度は他のと比べても十分なのです。
糖度以外にも、デコポンは日の光をたっぷり浴びて育ちますので、ビタミンCや食物繊維といった成分も多く含まれているメリットがあります。
デコポンの味はデコの大きさと関係はありませんが、市場でデコボンが販売され始めた頃はデコの大きいデコポンの売れ行きが好調でした。
現在においてはデコポンの情報も比較的世に出てきましたので、消費者もデコの大きさと味については無関係である。という事を知っているので、関係なく売れていっています。
デコポンの収穫時期はハウス栽培のものであれば、12月~2月後半頃まで出荷されますので、比較的高値で取引されています。
一方、3月頃になれば、露地栽培のデコポンが出荷されますので、販売の価格も落ち着いてきだして、さらに味もこの時期からよりおいしくなっていきます。
デコポンは寒さに弱い果物になりますので、暖かい土地でないと栽培に適しません。そのため、熊本県や鹿児島県において、デコポンは多く栽培されていますし、それ以外では愛媛県や兵庫県の淡路島などでも少し栽培されています。
デコポン の食べ方&デコポンの栄養カロリー
デコポンの正式名は不知火で、デコポンという名は商標になります。
デコポンの基準としては、糖度13度以上、クエン酸1.0%以下といった一定の基準があり、これらをクリアしないと、デコポンとは言えません。
デコポンは、手で簡単に皮をむくことができ、皮をむいたら甘い香りが漂います。
デコポンは種が少ないため、袋ごと口に含んでみれば、口の中に甘い果汁が広がっていくのを実感できると思います。
さて、ではそんなデコポンの栄養はどうなってるの?と思う方もいるかと思いますので、解説してみたいと思います。
デコポンは、1日2個食べたら、大人1日分のビタミンCの必要量が摂れるほどに、ビタミンCが豊富に含まれています。
そのため、風邪の予防やお肌のケアなどにデコポンは効果があると言われています。
袋のまま食べられるデコポンには、ビタミンC以外にも、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンCの吸収を促進してくれるビタミンPなども同時に摂取できるという優れた果物です。
そんなデコポンですが、保存には注意をしなければいけません。
デコポンは、温度が高い所では、呼吸や代謝が活発になってしまいますので、糖度と酸味のバランスが悪くなってしまいます。
そのため、冷暗所での保存が必要となってきます。
デコポンの乾燥を防ぐために、ポリ袋などに入れてから冷蔵庫で保管をすれば、より長い保存が可能になります。
糖分が多く果実に蓄えられていると、甘みの主成分でもあるアミノ酸の一種のプロリンというのが増えますので、これにより、さらにコクがあるデコポンになり、果肉を包む薄皮のじょうのう膜が薄くなるのです。
甘さだけではなく肉質や風味などについても、果物のおいしさには深くかかわってくるのです。
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