ニュースレターと言えば、今ではオンライン上、オフライン上問わず、様々な業種業態で使われているツールとなります。
しかしながら、元祖と言うか大元を辿ると、実際は地域に根ざして運営している店舗型ビジネスなど店舗オーナーが地域のお客様に向けて発行する情報誌が起源になっていると言えます。
今ではネット化、オンライン化などが進んだ事もあり、ITやオンライン上で発行するニュースレターも増えてきてはいますが、やはりニュースレターと言えば、この紙でお客様に発送したり手渡しするニュースレターと考える人は今も圧倒的多数なはずです。
当サイトでは、「ニュースレター研究所」というサイト名の通り、ちょっとした伝でニュースレターの発行や作成をお手伝いする経験を得た管理者が、店舗オーナーが発行するニュースレターにまつわる様々なノウハウや情報を様々な経験や研究を元にまとめています。
ニュースレター発行で、店舗型ビジネスは大きく飛躍できる
2020年から始まった未曾有の新型コロナ危機によって、特に店舗型ビジネスなどの対面接客のビジネス形態というのは大きく変化せざるを得なくなりました。
今まで当たり前にできていた事ができなくなったり、今までは重要視されなかったことが重要視されるようになったといった事は、どの店舗型ビジネスでも大なり小なり、経験はあるのではないかと思われます。
新型コロナ禍の前までは、SNSの爆発的な流行もあって、TwitterやInstagram、さらにはYoutubeにTiktokなど様々なIT、ネット系のツールの導入が進んでいました。
ところが、コロナ禍になり緊急事態宣言やまん延防止措置などの影響もあって、店舗には人がこなくなり、なかなかオンラインだけでは解決できないという状況になりました。
店舗型ビジネスの場合、地元の人に見てもらえないと意味がない
ネット系、オンライン系の良いところは、場所にこだわらない点が最大のメリットの1つと言えます。
しかしながら、店舗を構えて運営している以上は、自分が店舗を構えている地域の人に見てもらわなければ、効果にはなかなか繋がりません。
東京に店を構えている方が、広告でも動画でもなんでも北海道の方に見てもらっても、集客、成果に繋がる事はまずあり得ません。 もっと言うなら、東京の中でも徒歩圏内、通勤圏内などもっと狭い地域の来てもらえるお客様に対してアピールしなければ意味がないと言っても過言ではありません。
ニュースレターならそれができる
ニュースレターの良いところは、その自分の店舗の商圏の人にアピールする事ができる点です。
店の前を通っている人、店の近くに住んでいる人、店に一度だけ来てくれた人など、今後かよってもらえる方達にアピールができ、接触を持て、リピーターになってもらえる可能性を繋ぐ事ができるのです。
オンラインにはオンラインの良さがありますが、ニュースレターにはそのオンラインでは難しい点に、ピンポイントで対策できるというメリットがあるのです。
お客様との関係を作りリピーターへ繋げ自分たちを知ってもらえる
店舗型ビジネスの場合、よほどの事がない限りは自分の店舗以外に周りに競合店がひしめく競争になっています。
美容室であれば近隣に美容室があり、整骨院であれば近隣に整骨院があり、その地域で唯一の店舗などで無い限りは、その競合店と顧客を争う関係として成り立っています。
また、以外とお客様というのは自分たちの事を知りません。
自分たちの事どころか、店があった事すら気付いていないという人たちもまだまだたくさんいるはずです。
自分の経験を思い出してみてください。
家から最寄り駅まで歩いたとして、何の店がどこにあるか、全部言えるというのは実は以外と難しく、それくらいに思っている以上に、人間というのは店の存在を知らなかったりします。
毎日目の前を通っているのに風景と化してしまっていたりすると、そのお客様にはしっかりと存在をアピールする必要がありますし、店の存在は知ってるけど何が得意でどんな店なのか知らないという方には、店の特徴を知ってもらう必要があります。
ニュースレターで特徴やスタッフを知ってもらえる
ニュースレターの発行で、そういった自分たちのこだわり、どんなお店で、どんな店長がどういう思いでやっているのか、スタッフはどんな人がいるのか、そういった店についての情報を発信して手に取ってもらうことで、お客様が店に行くというハードルを下げて、まるで知り合いのお店かのように感じてもらえる関係作りに役立ちます。
実際、ニュースレターを発行している店舗オーナーの話を聞くと、発行してからは毎月楽しみにしている人が増えたといっていたり、発行後はそこに書いた内容で会話をする事が非常に多いしあれどういう事?と質問されたりもしてコミュニケーションがスムーズになったという話もよく聞きます。
関係作りからリピーターになってもらい良い循環に繋げる
そういった関係性が築くことができれば、店の経営的にも非常に安定しやすくなります。
店舗型ビジネスにおいては、新規客の獲得というのは非常に大事になりますが、それ以上と言ってもいいくらいにリピーターの確保が大切になります。
極端な話をすれば、今通ってくれているリピーターがずっと通ってくれれば、新規客がゼロであっても経営は成り立つことにはなります。ところが多くのお店では初めての方だけのクーポンを配ってばらまき、新規客優遇の施策を進めています。
もちろん新規客の獲得は大事でクーポンがダメではなく、大切なのはバランスです。
どのように新規客を獲得していき、そしてリピーターも獲得していくのか、リピーターになってもらうため、新規客が初めて来店するため、来店してから次にきてもらうためにどうするのか、そこが大切なポイントでもあります。
そして、ニュースレータだからこそ、そこにピンポイントでマッチできる要素があるのもまた事実で、特に昨今のコロナ禍などであればあるほど、アナログツールならではの魅力を活かして、どんな対策をしているのかをお見せしたりして、メッセージをお伝えしたりして、来店に繋げている店舗が非常に多くいます。
ぜひニュースレターで、お客様との関係性作りをより密接にし、1回だけの来店、クーポンや値引き目当てのお客様ではなく、自分たちのお店に来たいと思ってもらえるお客様にきてもらい、ずっと通ってもらう。そういう方向に舵を切っていきましょう!
そのためのニュースレターですから、どういうもので、実際にどういう作りをしてどう活用していけばいいのか、サイトにまとめていますので参考にしてみてください。