マーシー@副管理人
便秘解消と聞いて、多くの方がイメージするのが、この食物繊維の摂取です。
とはいえ、どのように摂取して、どんな時でも摂取すればいいのかというのはわからないものですので、どういった便秘で悩んだ時に食物繊維が良いのかなどを解説していきます。
便秘にはやはり食物繊維がおすすめ
食物繊維は、人の消化酵素によって消化されない成分として、以前は役に立たない物と言われてきました。
しかし近年では、生活習慣病の改善や便秘の解消など、さまざまな効果があると注目されています。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。便秘の予防や改善のために、これらの食物繊維が多く含まれている食品を積極的に摂るのがよいのだそうです。
不溶性食物繊維はごぼうやセロリなどの野菜類、サツマイモや里芋などの芋類、豆類、玄米などに多く含まれています。
不溶性食物繊維は、女性や高齢者に多い弛緩性便秘の解消に効果があるといわれています。
これは、不溶性食物繊維は水に溶ずにそのまま排出されますが、腸内で水を吸ってカサがふえるので、便の量が増えて柔らかくなりますし、それにより腸のぜん動運動が活発になって排便を促してくれることから、便秘解消によいとされています。
自分の便秘のタイプなどに合わせて摂取しなければならない
ただ、けいれん性便秘の場合、腸のぜんどう運動が活発になりすぎて便秘になっている状態なので、不溶性食物繊維を摂ると、腸の働きが活発になりすぎてしまうため、控えた方がよいとされています。
けいれん性便秘の方は水溶性食物繊維を摂るようにするとよいそうです。
水溶性食物繊維は、水に溶けるとゲル状になる性質があり、保水効果で便をやわらかくしてくれるだけでなく、大腸の粘膜を保護したり、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を良くしてくれたりします。
さらに、血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑える効果も期待出来ますから、けいれん性便秘の方だけでなく、弛緩性便秘の方も積極的にとるようにしたいものです。
水溶性食物繊維は、プルーンやリンゴ、イチジクなどの果物やこんにゃくなどに多く含まれています。
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