なぜ便秘になるのかの前に、そもそも便というのは、どういうメカニズムで出て行くのか、なぜ溜まってしまうのか?といったところを知っておく必要があります。
普段気にかけないからこそ、しっかり目を向けて解決に取り組んでいきましょう。
大前提の話として、私たちが食べたものというのは、それぞれかかる時間は変わってはきますが、12時間ほど~72時間程の時間をかけて、消化され吸収されそして排便されていきます。
口から胃へと
口から取り入れた食べ物などについては、私たちはかみ砕いて食べていきます。
その時に、唾液と混ざり合ってより消化されやすい状態へとなりながら胃へと到達していきます。
よく言われることですが、よく噛むという事は、それだけ唾液が出るのはご存じかと思います。
唾液の分泌が促進される事によって、その後に行われる消化や吸収などについてもより効率よく行われるのです。
昔から、よく噛んで食べなさい。と言われたのはこういう事も理由の1つなんですね。
噛んで飲み込んだ食べ物は胃へと送られますが、送られてくると大脳へと合図を送る事によって蠕動運動が行われます。
この運動によって、胃の中で胃液と入ってきた食べ物を混ぜ合わせ、その後に送る腸の消化具合に合わせながら、食べ物を消化し、貯蔵しています。
そして、腸の準備が出来次第、それらを胃から腸へと送るのです。
胃から小腸へ
胃から送られてきたものは小腸へ到達します。
この小腸には、その内壁に繊毛と呼ばれる輪状のヒダがあります。
この繊毛にある細胞膜によって、消化酵素が分泌されていますので、栄養素が小腸を通っていく事によって消化吸収されていきます。
また、これらが繊毛の形状になる事によって、ただの管であるのと比べて表面積が広がりますので、より栄養分が吸収されやすくなっています。
この小腸においては、主に炭水化物やタンパク質、脂質などが消化酵素によって分解されて吸収されていきます。
小腸から大腸へ
その後小腸から大腸へと送られてくると、栄養素が吸収された残りで9割が水分になっています。
そこで、大腸ではこの後に送る事になる直腸へ到達するまでに、それらの残りの水分を吸収して固形化します。
このときに、便が形成される事になります。
また、この大腸には腸内細菌が多い事でもよく知られていますが、よく耳にしているかもしれませんが善玉菌であったり、悪玉菌といった菌が大腸内にて活動しているのです。
大腸から直腸へ
大腸で作られた便が直腸まで到達すると、この時に直腸から大脳に向かって合図が送られます。
この合図が送られる事で、便意が催されるのです。
よく食べた後に便意を感じるという場合があるかもしれませんが、これは胃に食べ物が入っても、実は胃から大腸へと合図が送られているため便意を催すのです。
食べた直後に便意を感じる理由がこれによるもので、決して食事したものがすぐに消化吸収されて便として出てきたものではないのです。
食べたものがすぐ出てきているわけではなく、胃や小腸などを通ってきて、吸収されつくして残ったものが、便として排出されているのです。
そして、この大腸から直腸に便が送られず大腸内にとどまる事で、便秘になります。
このサイトではそういった便秘についてより健康的に安全に解消させる術を解説していきますが、こういう体の役割や流れも知っておくことで、便秘についてもより考えやすくなってきますので、頭の片隅に入れておきましょう。
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