便秘解消は何度も言ってきているように体調、体の健康を崩さないように配慮していかなければなりません。
確かに即効性などを求めてしまいがちですが、健康に配慮されていないなら、それは採用すべきではありません。そういう意味で、漢方薬などを使った解消のアプローチなども、おすすめです。
体に合った漢方で長期的に取り組む
慢性的な便秘に悩んでいて、便秘薬を使って排便を促している方は結構多いそうです。
市販薬、医師の処方薬など便秘薬にはさまざまな種類がありますが、漢方にも便秘によい薬があるようです。
西洋医学は症状に対して治療する対処療法であるのに対して、東洋医学の場合には、それぞれの人の体質や症状に合わせて薬を選んでいきます。
つまり、なぜ便が出ないのかを考え、便秘の原因となる体質を改善していくことで、便秘を治していくというものです。
便秘の治療として漢方を用いる時には、便秘の状態の他にも全身状態や体質によって
- 熱タイプ
- 寒タイプ
- 虚タイプ
といったタイプに分けて、それぞれに合う漢方薬を使っていきます。
熱タイプの方は、体がいつも熱っぽくて、のぼせ気味、高血圧の傾向があったり、冷たい物を好み、口が渇いたり小便の色が濃かったりするようです。
この熱タイプの方には「三黄散(さんおうさん)」という大黄、黄苓、黄連という3つの生薬が配合されている漢方がよいそうです。
他にも、
- 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
- 大柴胡湯(だいさいことう)
- 大承気湯(だいじょうきとう)
- 大柴胡湯(だいさいことう)
などが用いられることもあります。
自分に合ったタイプを用いる事が重要になってくる
寒タイプの方は、寒がりで手足が冷える、腹痛になったとき温めると良くなる、夜間によく小便に起きたりするタイプだそうです。
寒タイプの方には「桂枝加芍薬大黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)」という体を温める生薬が配合されている漢方が用いられることが多いようです。
虚タイプの方は、気分が沈みがち、顔色が悪く、頭がふらふらする方、高齢者で体液の成分が不足気味の方だそうです。
虚タイプの方には、「潤腸湯(じゅんちょうとう)」などが用いられるようです。
他に、「麻子仁丸(ましにんがん)」などを使うこともあります。
また、いぼ痔や切れ痔などの痔症状がある便秘には「乙字湯(おつじどう)」が用いられているようです。
余談ですが、脂肪の分解・燃焼を促進するとして市販されている「ナイシトール」は漢方の「防風通聖散」の乾燥エキス錠剤で、熱タイプの方向けのお薬で、便秘の改善にもよさそうです。
大きく三つのタイプに分けてみましたが、さらにそれぞれのタイプで細かく分かれるようです。
ご自身がどのタイプに当てはまるのかよく分からない、また市販の漢方便秘薬を使ってみたけど、あまり効果が得られないという場合には、便秘のタイプと漢方が合っていないことが考えられます。
漢方薬は飲んですぐに効き目をもたらす薬というよりは、じっくりと時間をかけて体質を改善してゆく薬ですから、服用前には漢方薬局や漢方薬を処方してくれる医師に相談してご自身にあう薬を使うようにすることが大切です。
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