20代前半などではあまりそう多くは縁がなかった結婚式ですが、年を取れば取るほど、周りに結婚式のゲストとして呼ばれるシーンは増えてきます。
もちろん、それは自分の知人や友人が幸せになるためのものですから、嬉しいものではあります。
盛大に心一杯のお祝いをしたい!と思いますが、実際にお呼ばれされた時には悩む事がたくさんあり、その中の代表的な1つが服装だったりします。
実査に招待されて服装どうしよう…と悩んだ経験のある方は多いはずです。
最低限のマナーは知っておくのが吉
最近では、そういったマナー類も緩くなってきていると思われます。
男性のネクタイなども、昔は白や黄色がマナーと言われていた気がしますが、今では実際に参加してみれば、黒やグレーを付けている人も多々います。
靴なども、黒がマナーとされてるものの、ブラウンを身に付ける方も多々いらっしゃいますので、その結婚式がそこまでカチッと型にはまったような昔ながらの式とかでなければ、今はそこまで厳格なマナー通りにしなければならいというものでもないようです。
とはいえ、最低限のルールは守らなければなりません。
例えば、ファーなどが付いたワンピースなどを着てくる女性がいますが、「ファー」は基本的に「殺生」という意味で、動物系の服はタブーとされているのです。
もちろん、「フェイクファー」であっても同様です。
また、牛革や爬虫類系の素材のバックや靴、鳥の羽なども、その類を連想させてしまうため、マナー違反といえます。
こういったように、知らず知らずのうちにマナー違反といった事にならないように注意しなければなりません。
とはいえ、せっかくの結婚式ですから、普段はなかなか着れないドレスを着てパーティーに参加するので、おしゃれは必要です。
地味な格好で言っても、新郎新婦も喜んではくれませんし、せっかくなのでルール内でしっかり楽しみたいものです。
では、どんな服装が結婚式には適切なのでしょうか?
もちろん、おしゃれで豪華であれば、それが良いというわけでもありません。
結婚式や、披露宴のグレードにもよりますが、大きく分けると3パターンに分けることができます。
- フォーマルウェアー
- セミフォーマル
- インフォーマル
それぞれにデザイン、素材、カラーリング、小物まで、いろいろなマナーがありますが、今のトレンド的には、セミフォーマル(=準礼装)、インフォーマル(=略礼装)が主流となっています。
平服には注意しておくようにした方が良い
また、よく招待状に「平服でお越しください」と書かれている場合はあります。
これは要注意で、平服=インフォーマルのことを一般的には差しますので、間違ってもジーパンなどの普段着で行ったりしないように注意が必要です。
また、結婚式が行われる時間帯によっても、身につける服装のデザインやアクセサリーも違うので、注意が必要になります。
フォーマルウェアについて
フォーマルウェアーとは、別名アフタヌーンドレスとも言いますが、ワンピースのことを差します。
ですが、最近では、より解釈が広がって緩くもなりつつあり、アンサンブルやスーツ、ツーピースなどもフォーマルに入るようになってきています。
デザイン的には、無地が一般的で、アクセサリーはパールなどの柔らかい輝きの宝石やコサージュで演出します。
足元にも神経を使い、スエードやサテンなどの素材の、パンプスやヒールの高い靴で決めたいところです。
では、このフォーマルの夜であればどうなるかというと、一般的にイブニングドレスと呼ばれ、昼間より豪華な感じになります。
ドレスでも、背中や胸が大胆に開いたドレッシーなワンピースでを指し、襟、袖なしのロング丈が基本になっています。
アクセサリー類も煌びやかな宝石を使用するのが一般的となりますし、靴もシルクやエナメル素材を使ったものが一般的です。
セミフォーマルについて
では、一番出番が多そうな、セミフォーマルについてですが、これはセミアフタヌーンドレスと呼ばれます。
多少流行に乗った服装でもOKであり、スカート丈も膝下より少し長めのふくらはぎ丈が主流です。
多くの披露宴などは、このセミフォーマルになる事が多いのではないでしょうか。
男性は一般的にはスーツ、女性はパーティードレスを着ていくことがほとんどです。
素材もシルクやウールなど光沢のないものを選び、白メインでないものを選びます。
靴もスエードやサテンといったデザインの素材がいいでしょう。
また小物では、手袋も欠かせないアイテムです。
夜の場合だと、色の制限もなく、アクセサリーも輝くもので大丈夫で、少し堅苦しさもなく、着ていくのにもそう困らないとも言えます。
今では、ネット上でもパーティードレスなどの写真で色々なコーディネートが見られます。
男性はスーツ姿でいつもとあまり変わらないので楽と言えば楽ですが、女性はそうもいきませんので、マナーを守りながら、しっかりファッションを楽しみ、そして新郎新婦にお祝いを伝えるというのが一番正しいマナーですので、頑張っていきましょう。
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