赤ちゃんが生まれて、そして子育てをしていく中で、必ずとまではいかないものの、やはり直面してしまうものとして、育児ノイローゼがあると言われています。
実際に育児をしている方で、育児ノイローゼに悩まされているお父さんやお母さんというのも、おそらくは少なくは無いのではないでしょうか。
もちろん、こういったものには程度があります。
産後鬱といった言葉もあるほどですから、少なからずやはり悩んだり苦しんでいる方が多いというのは間違いのない事実です。
自分は大丈夫。自分なら違うと思っている人こそ要注意
この育児ノイローゼというものは、実際には馬鹿にできないものです。
自分は子ども好きだから、ストレス耐性に強いから、といった理由で自分は育児ノイローゼになど絶対にならないし、余裕だと思っているような人ですら、簡単に育児ノイローゼになってしまう事があります。
これは、実際に子供を持って見て初めて、その苦労というものが分かるからであると言えますし、そうなってみて、育児ノイローゼは起きたりするものです。
時として育児ノイローゼからくる出来事は、深刻で取り返しが付かないような事態を招いてしまう可能性も秘めています。
ですから、そういった事態になったりしない為にも、育児ノイローゼというものに対して、真剣に、そして前向きに付き合っていく必要があると言えるのです。
育児ノイローゼについて真剣に考える事が出来るような社会になれば、育児ノイローゼで悩む人がいても、今以上に解決がしやすくなり、育児ノイローゼ自体も減っていくと言えるかもしれませんが、現実問題としてそこまで進んでいるかというとまだまだそのレベルではありません。
育児ノイローゼは今では、ダメ、親失格といったレッテルを貼られてしまう事が多いですが、こういった事も改善すべきところではあると言われています。
もし仮になってしまったら、きちんと向き合って解消する事が必要です。
何より、きちんと育児ノイローゼに対して相談に乗ってあげられるような、そういった環境にして行く事も育児ノイローゼの解消には必要となってきます。
母親ひとりで抱え込むのは間違いで家族みんなで対処する事が大切
育児ノイローゼになるのはほとんどが母親です。
というのも当たり前で、基本的に父親は仕事に行っており、多くの子育て期間で向き合うのが母親だからです。
場合によっては父親は子供が起きる頃にはもう出社して、寝ている時に帰ってきて、起きている時に顔を合わせられるのは土日などの休みの日だけという家庭もあります。
そういった場合、母親は完全に1人で全てをこなさなければならず、話し相手もなかなか見付けられず、仕事から帰ってきた父親は話を全然きいてくれない。といったジレンマからストレスを抱えていってしまいます。
仕事はもちろん大事です。
ですが、疲れていてもたった1人で子育てしている母親の言う事をしっかりと聞いてあげたり、手伝える部分は手伝ってあげるべきなのです。
しいて言えば、仕事を会議室で誰とも話す事なく連絡も基本とれず、勝手に仕事がふってきて対処してね。と言われているような環境に、母親は日々いるわけで、それが朝だろうが夜だろうが、もちろん夜中だろうが赤ちゃんが何か泣いてぐずったら対処しないといけないレベルです。
仕事だから…と逃げていてはいけません。
育児ノイローゼにならないためには、家族みんなで対策して予防していく事が大事なのです。
完璧をもとめない。周りと比較しすぎないことが大事
育児ノイローゼになってしまう方の多くは、完璧主義者とまではいかなくとも、几帳面だったり細かいところを気にしてしまう方が多かったりします。
あれもこれも、全然できてない、あぁ私はダメな母親だ…この子は大丈夫か…などと、産後鬱のような症状になったり、そのため子どもが泣いてしまうとより一層ストレスを抱えてしまったり…となってしまいます。
何事も、完璧をもとめていてはいけません。
もう少し肩の荷をおろして、多少手抜きやリフレッシュしながらやっていく事が大事です。
なんせ、今の時代は昔と違って大きな変革を遂げています。
女性も働く時代ですし、景気や物価なども昔とは違いますし、家族や住まいの環境なども全然違います。
もちろん昔の人の言うことは尊重すべきところも多々ありますが、そういった人の口だしはたいして気にせず、はいはい。また何か言ってるわくらいでいるのが理想です。
また、周りの子と比較してしまいすぎてもいけません。
特に赤ちゃんの成長なんて人それぞれです。
すぐ首がすわったり、ハイハイしたり歩き出す子もいれば、1歳こえてもなかなかハイハイすらできないなんて子もたくさんいます。
そういった成長が早い子と比べてしまって、我が子に対して焦りを持ったりしてもなんの意味もないし精神的にもよくありません。
どうせ、後になって思って見れば、なんであんな事で悩んでいたんだろうと思う事ばかりで、いつのまにか出来るようになりますし、一度覚えだしたら猛スピードで覚え出したりなんて事も多々あります。
周りの子と比較しすぎて、落ち込んだり自分の育て方が間違ったのかななんて悩んでいる暇があれば、子どもと笑顔で一緒に遊んであげるほうがずっと子どものためでもあり、あなたのためでもあります。
実際そうしようと思ってもやはり人間は誰もが比較してしまいますから、多少は仕方ない事かもしれませんが、比較しすぎたりして落ち込んだりしないようにだけ気をつけましょう。
今は情報化社会で不必要な情報を仕入れすぎ、親元を離れて住むため、1人で抱えてしまう方が多くなっています。
気の合う子育てママの友達を見付けたり、適度なストレス発散をしたり、父親に手伝ってもらったりなど、しっかりと家族みんなで考えて子育てしていくことで、産後鬱や育児ノイローゼにならないようにしていけるはずです。
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