季節性インフルエンザ、秋の終わりから春先にかけて流行しますね。
風邪と同じ時期の流行だけど、インフルエンザは急激に症状が悪化するので、普通の風邪よりもやっかいです。
実は、インフルエンザにはA型とかB型があるのですが、他にC型というタイプもあるのです。
しかしながら、実はC型インフルエンザはかかっても症状が軽くて済む上に、免疫を持っている人が多い事からあまり話題に上らないようですね。
予防接種などのインフルエンザワクチンはA型とB型に対して作られる
B型インフルエンザは、かかると症状が重くなりはするものの、1度かかってしまうと再びかかる確率は少ないようです。
逆に、インフルエンザのA型はウイルスが変化しやすく、一度A型インフルエンザにかかっていたとしても、変異したウイルスに対しての免疫がない場合には、再びインフルエンザにかかってしまう事もあるため厄介です。
そして、インフルエンザワクチンですが、その年に流行しそうなインフルエンザの型を予測して作る事になっています。
A型とB型に対してのワクチンが対象で、先ほどあげたC型にはワクチンはないようです。
新型インフルエンザはA型ウイルスが突然変異したもの
数年前に流行して大騒ぎになった新型インフルエンザがありますが、これもインフルエンザA型のウイルスが突然変異したものと判断されています。
新型インフルエンザが海外で流行してから、水際防止などで空港に到着しても、機内で調査があったりしたのも記憶に新しいですが、一度日本に入り込んてからは、一気に広まって、医療機関も対応にてんてこ舞いだったような気がします。
ところが、流行が拡大するにつれ、新型インフルエンザの主な症状の傾向がわかってくると、毎年冬季に流行する季節性インフルエンザとそれほど変わらないといわれるようになり、あまり騒がれなくなりました。
また、新型インフルエンザに罹患して免疫がついた人や、ワクチンができたことも大きいようです。
そうはいっても、いつ毒性の強い新型インフルエンザが登場するかも分かりませんし、季節性インフルエンザの症状も重くなりますから、普段から、うがい・手洗いといった予防を心がけるようにしておきたいものです。
インフルエンザは特に毎年流行するものになってきていますから、予防接種などはしっかり行い、今年がA型だったのか、B型だったのかなどはしっかり把握しておく必要があります。
自分がもしかかったとして、A型ならまだまだ注意が必要ですし、B型ならとりあえず再びかかる確率は低いから少し安心でしょうし、そもそも流行している型が、ワクチン接種した型と同じなのかなどもしっかり見極める必要があります。
昔よりはだいぶ即効性のある薬などでインフルエンザからの回復も早くはなってきてはいますが、老人や赤ちゃん、子どもがいる家庭などではより一層注意が必要ですし、かからないにこした事はありませんから、うがい手洗いをしっかりして対策していきたいところですね。
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