数あるオリゴ糖の中の代表格をピックアップして解説していきますが、ここではラクトロース(乳果オリゴ糖)についてを解説します。
非常に甘みをもったオリゴ糖ですから、自分が求めるものと比較して検討してみましょう。
砂糖に近い味を持ちながらもカロリーは砂糖の半分
- 作り方について
- 酵素変換
- 消化性
- 難消化性(低カロリー)
- 甘味
- 0.5、砂糖に近い甘味です
- 作用について
- 便秘の改善、腸内ビフィズス菌の増殖を促進します
- 食品など
- 砂糖を加えたヨーグルトの発酵の過程において微量ですが作られます
- その他
- オリゴ糖の中でも非常に甘味を持っています
このラクトスクロースは、乳果オリゴ糖とも呼ばれています。
主に牛乳に含まれている乳糖とサトウキビに含まれているショ糖を原料としていて、酵素反応によって作られています。
砂糖に近い甘味を持っていますが、カロリーに関しては砂糖と比べても約半分といったところです。
オリゴ糖の中でも非常に甘味を持っていると言われています。
この乳果オリゴ糖は難消化性ですから、しっかり大腸まで届く事から、当然ビフィズス菌などの善玉菌を増殖させるという効果が期待できます。
乳果オリゴ糖に関しても、他のオリゴ糖と同じように、厚生労働省より特定保健用食品として認可を受けています。
1日の摂取量の目安としては、だいたい2~8gとされています。
もちろん摂り過ぎによってお腹が緩くなってしまう恐れもありますから、しっかり注意するようにしましょう。