オリゴ糖の「オリゴ」というのは少ないという意味だそうです。
一般的には、グルコースなどのブドウ糖であったりフルクトースなどの果糖といった単糖類が数個(3~10個ほど)結びついたものの総称として名付けられています。
ですので、明確な定義というのが実はないというのが正解のようです。
明確な定義はなくとも、それぞれに特徴がある
そのため、特に最近では様々なオリゴ糖が作られており、
それぞれに特徴を持つので、一概にオリゴ糖と書かれても実際にはそれがどういった効果を示すのかはしっかりと見ていく必要があると言えます。
それぞれに特徴があり、それらは効果や種類のページで紹介・解説していきます。
ただ、ほぼ全てのオリゴ糖において、以下のような生理的な調整効果や食品の品質改善の働きを持っているとされています。
- 腸内のビフィズス菌を代表とする善玉菌の活性化。これにより便秘の改善へ繋がる
- 血糖値や中性脂肪の上昇抑制
- 大腸ガンの予防
- 甘味が低減
- 低カロリー
- 虫歯の原因とはなりにくい
また、味はほんのりとした甘みを持っています。
オリゴ糖は胃や小腸では消化吸収がされにくいため、腸内の善玉菌の栄養源となって活性化させます。
そのため、腸内の細菌を改善するという働きを持ちます。
オリゴ糖は糖とつくからよく間違えられやすいですが、カロリー自体は砂糖の半分以下でもあり、さらには、体内に吸収されずに排出されます。
そのため、実際のカロリーという観点からはほとんど無いに等しいともいえます。
オリゴ糖は便秘解消やダイエットなどのサポートの製品によく含まれるようになっています。