数あるオリゴ糖の中の代表格をピックアップして解説していきますが、まずはフラクトオリゴ糖についてを解説します。
どういったものでどういった効果を期待できるのかなど、自分が求めるものと比較して検討してみましょう。
善玉菌の増殖と整腸作用を促進する効果が期待できる
- 作り方について
- 酸素変換
- 消化性
- 難消化性
- 作用について
- 便秘の改善、高脂血症の改善、腸内ビフィズス菌の増殖の促進
- 食品など
- 玉ねぎ、ごぼう、にんにく、バナナ
- その他
- ミネラルやカルシウムの吸収なども促進してくれます。
上記のように、フラクトオリゴ糖は、腸内でビフィズス菌等の善玉菌を増殖してくれ、整腸作用を促進する効果を期待できます。
また、自然界の食品にも多く含まれていて、玉ねぎやニンニク、ごぼうなどからさらにはアスパラガスにヤーコン、ハチミツといった多くに含まれています。
フラクトオリゴ糖は、ショ糖にフラクトースを結合させて作られるオリゴ糖になります。
そのため、甘みとして砂糖に似てはいるのですが、実際には虫歯の予防といった効果もあると言われています。
このフラクトオリゴ糖に関しては、厚生労働省が直々にお腹の調子を整える効果を持つとして特定保健用食品として認めています。
ただ、調子に乗って摂取しすぎたりしてしまうと、体調や体質によってはお腹が緩くなってしまう場合もあるので注意が必要です。
あくまでも目安に過ぎませんが、1日の摂取目安量としては、だいたい3~8g程度とされています。