無添加の種類:旧表示指定成分
昔は基準だった旧表示指定成分の無添加について

Written by
マーシー@副管理人
カテゴリ
マル秘☆無添加化粧品

このカテゴリでは無添加の種類について、今回は旧表示指定成分の無添加について解説しています

今では多くの化粧品で、もう既に使われる事が少なくなってきている旧表示指定成分ですが、それでもしっかりと購入前にはチェックしておきましょう。

「旧表示指定成分」というのは、昭和40年代に当時の厚生省が設けた化粧品に関する規定で、アレルギーなどの症状を引き起こす可能性のある102種類の成分のことです。

薬事法が改正され、現在では全成分表示になっていますが、以前はこの102種類の表示指定成分だけを表記する必要がありました。
「アレルギーや肌荒れを引き起こす可能性がある成分が入っていますが、使うかどうかは消費者の方の判断に任せます」ということだったのです。

しかし、化粧品の成分は化学物質名で表されるので、多くの人がすぐに何を使っているのか理解しやすいとは言いがたいのが実情です。

旧表示指定成分無添加というのは、文字通り102種類の旧表示指定成分が入っていないことを意味します。
特に害が予想される成分は使わず、お肌に刺激の少ない、より安心して使える材料を使ってつくっています…ということなのですね。

代替のもので同じような物質がないか要チェック

ただ、旧表示指定成分無添加でも、それに代わる、似たようなはたらきをする物質は使われている可能性があります。

旧表示指定成分にはない石油系合成添加物などももちろんありますので、こういった点は注意が必要なのではないでしょうか。

特別なにが無添加なのか表記せず、ただ「無添加」と謳っている場合も、「旧表示指定成分無添加」の場合があります。

無添加という表記を使うのに、決まりや法律は今の所ないので、メーカーの判断にゆだねられているのが実情なのです。

合成添加物を避けたい場合は、何が無添加なのかをきちんと確認した方が良いでしょう。

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