もはや私たちの生活において、風邪と言えば誰もがしる病気です。
誰もが知る病気であり、誰もがかかった事があると言えるほどの風邪ですが、それほど症状が重く無いことから基本、そのままという方も多いと思います。
ですが、これは私の家族がかかった事もあり、私もはじめて知ったのですが、風邪と症状は似ているけれども風邪じゃないという病気は実はたくさんあるという事をご存じでしょうか。
風邪と思ったら実は髄膜炎とならないために
風邪と聞けば、多くの人がどういったものかイメージできます。
むしろ、今まで一度も風邪にかかったことないという人は、少ないのではないかと思います。
ですが、これが髄膜炎となると、なかなか耳慣れない言葉ではないでしょうか。
実は2種類の髄膜炎があるのですが、これが意外と風邪の症状にも似ていたりするものですから、注意をしなければなりません。
子どもだけじゃなく大人でもかかるのです。
実は髄膜炎は子どもとかでかかりやすい病気らしいです。
実際に色々当時調べてみたときに、子ども対処といった感じのものしかあまり見当たらなくて、驚いた記憶があります。
とはいえ、大人はかからないというわけではありません。
子どもがかかりやすいというだけで、大人であってもかかってしまう事もあるので注意が必要です。
そして、髄膜炎には2種類あり、細菌性の髄膜炎と、無菌線の髄膜炎の2種類存在しています。
細菌性の方が圧倒的に重く危険で、最悪の場合は命にすら影響も出てしまう場合もあるので本当に注意が必要なのです。
無菌性は、別名ウイルス性とも言われるようで、細菌がなかったら無菌性=ウイルス性髄膜炎と呼ばれるようです。
この髄膜炎の症状は、主に発熱、頭痛、吐き気という症状のため、風邪と似ているんです。
どうやって判断したらいいのか
どう判断するかは、上記の症状だけだと、自分にもし来ても、ちょっと重い風邪かも…と判断してしまう恐れがあります。
当時、家族を病院に連れていくとしても、症状は風邪のような症状で、ダルイ、頭が痛い、吐き気がする。といった感じしかないため、何科を回ればいいのかも検討が付かず、2日間に通って、色々な科を回って、最終的には、髄膜炎っぽくないかな?ととある医師の方に言われ、やっと判明したという次第でもありました。
その医師に聞いた話では、首を動かす事で、簡易的に判断がつけられると言われました。
どういう事かというと、非常に簡単な話で、自分の首を、自分のお腹を見るように下にカクッと曲げてみましょう。
もし子どもとかを相手にするなら、お腹の位置に何かおいたり、コレ何?とお腹を指したりして、下を向けるかを試してみましょう。
この時、痛みを伴ったり、嫌がったりすれば、髄膜炎の恐れがある事になります。
その場合、すぐに病院へ行き、髄液を採取して検査するべきと言えるのかもしれません。
髄膜炎になったら、これといった効く治療法がなく、ひたすら寝て、点滴を打っての投薬になるようです。
実際、聞いてみた限りでは、とにかく寝て過ごして痛みが過ぎるのをただただ待つだけ。という感じでした。
ウイルス性ならこれで嵐が通り過ぎるのを待つかのごとく耐える感じですが、細菌性なら本当に色々な危険性が伴いますので、合併症など起こしたりもしないように、早めに発見し処置をする事が大切になります。
風邪っぽい症状ですので、もちろん風邪すらひかない事が一番大切ですが、風邪と思って油断してたら、髄膜炎で入院という事もありえますから、健康にはしっかり気をつけて、自分の体のメンテナンスをしっかい日頃からしていくようにしましょう。
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