最近FXが非常に人気ですが、為替差益とは違い金利差によって利益を生むスワップについてみてみたいと思います。
スワップ金利やスワップポイントに適した通貨情報やスワップの仕組み、スワップでの年利などをお届けしています。
実はスワップ金利だけで生活している人も、世の中にはいるほど賢く考えて活用すれば凄まじい利益を生むと言われているほどですから、侮ってはいけません。
スワップ金利とは
スワップ金利という言葉をご存知でしょうか?最近はFXブームもあって、スワップ金利という言葉を人から聞いたり見たりする人もいるのかもしれませんね。
株は皆さんご存知かと思いますが、株には信用取引というものがあります。
そして、外貨にも同様にある一定の証拠金を、専門の会社・業者に預けて行うFXという取引があります。
2国間の通貨を売ったり買ったりして、その時々の為替のレート変化、そしてスワップ金利という金利差に基づいて利益を得ます。
株は日本国内のみになりますが、FXは世界市場を相手にする事になりますので、土日以外は、24時間いつの時間であっても取引が可能で、株とは違って手数料の安さというのも魅力の1つになっています。
そして、金利が低い国の通貨を売って、金利が高い国の通貨を買う事で、わずかにはなりますが、金利差が生じてきます。
これが、スワップポイントとして利益になります。
日本の通貨でもある円は、低金利で有名です。
そのため、円を売って外国通貨を買う場合は、ほとんどの場合がプラスのスワップポイントが発生します。
そのため、逆に米ドルなどを売って、日本円を買うといった取引を行えば、スワップはマイナスになります。
例を挙げてみれば、今持っている円を元手に、アメリカの米ドルを買うと想定してみてください。
米ドルは円より金利が高い通貨(現時点)になりますので、その差分として、スワップ金利が発生するという仕組みになります。
米ドルのスワップポイントは、現時点で約50円程度になりますが、これは一万米ドルを1日持った時の価格になります。
スワップについては、上手に活用する事で、売って買って、買って売って、といった売買を何度もしたりすることもせずに、ただ持っているだけで毎日の利益になります。塵も積もればというやつですね。
ドルや円が安くなったり、高くなったりといった為替変動による利益と比較してみれば、その利益は非常に微々たるものになりますが、為替変動のようなリスクは低くなりますので、毎日着実に貯める事ができます。
つまり、為替レートの変動が読めないというような人であっても、スワップポイントだけを狙えば、比較的安全に運用することができるとも言われています。
スワップを利用して、上手に運用すれば、年利15%程度の資金運用も可能になります。
運用利益を高めつつ、リスクをできるだけおさえて投資をする事が可能になります。
スワップ金利が高い国のメリットとデメリットについて
低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買う。
これが、スワップ金利を手にするための最も基本な行いです。
どちらかの国の金利が変わってしまいますと、両国の金利差というのも変わってきますので、当然ながらスワップポイントも変わってくることになります。
もし、日本の金利が上がれば、日本と他の国との金利差というのは少なくなります。
そのため、日本円で外貨を買う時のスワップポイントというのは下がってしまいます。
今後ずっとFXのスワップ金利によって利益を得よう。と思っていても、金利の変化が起こってしまえば、最初に予定していたのと異なってくるため、安定した収益を見込めなくなってしまうという可能性があります。
じゃぁ、金利が高ければ高いほどにお得かというと、一概にそうというわけでもありません。
高金利通貨というのは、買う方からしてみれば、非常に都合のいい通貨と言うことにもなりますが、それ以外にも高金利ならではの特徴というのもあります。
高金利通貨の国というのは、国自体のリスクが他の国よりも高い国が多い場合が多く、インフレ率も高い場合があったりします。
インフレの激しい国というのは、貨幣の価値そのものが下がってしまいやすいため、必然的に円高になってしまって、結果的に差損が膨らんでしまう危険性も出てきます。
また、高金利通貨は取引額が少ないのも特徴の1つで、動くときには、その通貨の変動率が大きい場合が多々あります。
そのため、スワップでの利益を目的として運用をするのであれば、為替の変動が比較的少なくて、安定している国を探すようにします。
スワップポイントというのは、言ってみれば確かに何もしなかったとしても、お金が手に入れれる夢のような嬉しい仕組みではありますが、それだけで飛びついてしまったりしてその危険性については、しっかりと知っておかなければ、結果的に大損してしまう事もよくあります。
特に、最近ではリーマンショックからサブプライムショックなどで、各国が低金利になってきていますので、スワップ運用で手に入れれる額も低くなってきています。
しっかりとリスクを知った上で、はじめるようにしましょう。
スワップ金利を受け取るのに適した外貨情報
初めてFXを行う方で、コツコツとスワップの利益を得たいと考えている方に適した通貨というのは何種類かあると言われています。
株を行うときには、証券会社を通して行うように、FXも取引を行うには、FXの取引を行ってくれる会社に申し込まなければいけません。そして、取り扱われている通貨というのは、その業者によって異なってきます。
ほとんどの業者で扱っているようなメジャー通貨としては、米ドルや豪ドル、NZドル、ポンド、ユーロなどがあり、少しマイナーなところとなると、スイスフラン、南アランド、香港ドル、シンガポールドル、カナダドル、などが扱われています。
これらの中で、高いスワップポイントを狙いたいと思うなら、金利の高い通貨を選んでいきましょう。
スワップは毎日加算されていく額になりますので、1円2円の差であっても、長期的に見れば、結構大きな差となってきます。
豪ドルやNZドルは高金利通貨としてこの条件に合致しスワップを狙う人に人気の通貨です。
ただ、変動幅の大きい通貨を買い込むと、為替の差損が無視できなく、損をしてしまうという危険も発生してしまいます。
そして、こういった通貨は市場というのは、情報がまだ少なめなところも多く、情報が思うように入ってこなかったりもします。
ある日突然の大変動に見舞われるといった事がありえますので、注意が必要です。
初心者が安心して手を出せそうな通貨は、米ドルとも言えます。世界経済の中心ともされている米ドルについては、アメリカですから情報が比較的入手がしやすいとされていますし、市場も大きく、安定しています。
スワップポイントについても、高金利と言われるレベルではありませんが、日本とはまだそこそこ差がありますので、ある程度は入ります。
と上記のように言われてきましたが、2008年の10月に、アメリカではリーマンブラザーズが破綻し、サブプライムローン問題から円とドルの金利差がほとんど無くなり、1ドルも一時80円割れしてしまうなどにもなったため、上記の法則が崩れてしまっているとも言われています。
豪ドル、NZドルは、米ドルの暴落により値を落としましたが、金利はまだまだ高い方でもあります。
オーストラリアやニュージーランドですので、情報量も、まだ比較的入手しやすい国のため、スワップ派の人にはまだまだ人気の国になっています。
ただ、1つの国の通貨に全額投資するのは、その国に何か起こったときに全額失ってしまう。というリスクが生じてしまいますので、他の国の貨幣もバランスよく保有するなどしてリスクに備えるようにしましょう。
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