一昔までは、供養と言えばお仏壇や位牌が当たり前でしたが、今では住宅環境も家族環境も変わってきたこともあり、こういったお手元供養という流れが進んできています。
そんなお手元供養の代表格の1つでもある遺灰ダイヤモンドについての解説しています。
大切な人やペットの遺骨から遺灰ダイヤモンドを精製するためにかかる価格などから遺灰ダイヤモンドにまつわる様々な情報を公開しています。
遺灰ダイヤモンドとは?
遺灰ダイヤモンドとは、その名のとおり、遺骨や遺灰を元として作られた合成ダイヤモンドの事を言います。
ダイヤモンドは、そもそも古くから永遠の記憶や愛の象徴と考えられきていたこともあり、遺灰ダイヤモンドは、そのダイヤモンドの中に最愛の人の記憶をとどめる事により、愛する人を失ってしまった心の傷を癒してくれるものとされています。
スイスで開発された遺灰ダイヤモンドは、その名をすぐに世界中へと知れ渡り、世界各国で話題となっています。
もちろんここ日本でも、テレビや新聞といった多数のメディアに紹介されています。
私たちもそうですが、命あるものには、死というのは必ずいつか訪れてくるものです。
愛する人と別れてしまう事や、永遠に別れてしまわなければならないということをを受け入れることは、そう簡単なことではありません。
人々は、思い出とともに私たちの心にこれからも永遠に生き続けていく。
天国でこれからも変わらず私たちを見守っていてくれている。といった考えによって、慰めにしてきました。
また、自分が愛した人の存在をいつまでも身近に感じていたい。と願う人も多くいらっしゃいます。
日常生活の中で、頻繁にお墓参りに行くというのはなかなか難しいものがあります。
しかもお墓が遠くにある場合では、行きたくてもなかなか行くことができず、高齢者であればあるほど健康面などの点からお墓参りを自体が難しいといった事もありえます。
また、大都市などの住宅では、いろいろな事情などにより仏壇の設置が難しいといった可能性もありますし、さらに最近徐々に増加傾向にある散骨といった新しい供養の形をとる場合では、お墓や遺骨を残さなくなるため、故人を思い出す機会を探すのが減ってしまいます。
遺灰ダイヤモンドの輝きについて
遺灰ダイヤモンドは、遺骨や遺灰から抽出した炭素を一部使用することによって作られた合成ダイヤモンドになります。
遺灰ダイヤモンドは、高度な技術によって浄化された遺灰を、ダイヤモンドへと変えることができます。
遺灰ダイヤモンドは、光学的、物理的には天然ダイヤモンドの性質を完全再現したものとなり、遺灰や遺骨中の炭素を天然炭素と結合させて抽出をし、浄化の後に黒鉛化されます。
黒鉛はダイヤモンド成長装置に入れられて、温度勾配法といわれる製法で製造されます。
5.0~6.0Gといった圧力や1,600~2,000度といった高温化によって合成が行われるのです。
ダイヤモンドが完成するまでにはゴールデンカナリー(黄色)のもので最高で6ヶ月、ブルーのもので最高9ヶ月程の時間を要します。
遺灰に含まれる化学物質の組成は1つ1つわずかに異なり、それぞれが微妙に異なったダイヤモンドのカラーになります。
天然のダイヤモンドは、命の輝きや太古の生命と言われており、100万年の年月をかけて、大地の力によってダイヤモンドが作り出されます。
遺灰ダイヤモンドは、現代の最新テクノロジーによって、遺灰や遺骨から抽出した炭素分子をダイヤモンドへと変化させていきます
。時間を凝縮しながら、同じ過程を経て生まれてきた遺灰ダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと同じく8面体の結晶になります。
優れた技術を持つ職人によってカッティングされますので、遺灰ダイヤモンドは内に秘める輝きを放つのです。
遺灰ダイヤモンドの価格やペットの場合について
遺灰ダイヤモンドは、大切な人の遺灰から作る、世界でたった1つのダイヤモンドになり、故人との思い出が永遠の輝きを放つダイヤモンドとなることで、あなたのそばでずっと一緒になります。
遺灰ダイヤモンドは、いわば宝飾品ではなく、存在でもあり、ともに過ごして一緒に明日を迎えることが可能になります。
遺灰ダイヤモンドは、もちろんそのまま保管することも可能ですし、希望によってはジュエリーへの加工も可能となります。
生成されカッティングされた遺灰ダイヤモンドは、指輪やペンダントに加工するための十分な硬度を持ち、故人の存在を感じるカタチでもあり、あなたの力になれるカタチでもあり、故人を敬うカタチとなります。
遺灰ダイヤモンドは、愛するご両親やパートナー、さらにはお子さんといった大切な人の記憶を甦らせる、すばらしい心の拠り所となります。
また、遺灰ダイヤモンドについては、もちろん残されたご家族の心のケアで考えられていますが、故人にとっても、大切な供養の機会になると考えてられています。
最近では大事な愛犬といったペットが亡くなった場合にペットの遺灰から遺灰ダイヤモンドを作るといった事もあります。
自分にとって大切な人が亡くなったのであれば、その人との思い出を今後も一緒に生き抜いていくための遺灰ダイヤモンドを検討してみるのも1つの手ではないかと思います。
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