日ごろから健康的な食生活や運動を行っていれば便秘に悩むこともないかもしれません。
しかし、忙しい毎日を過ごしていると、生活が不規則になり、食生活も乱れがちです。
これが便秘を引き起こす要因のひとつといえるでしょう。
便秘の原因にはいくつかありますが、主には以下の点が挙げられます。
偏った食事内容によるもの
便秘と聞いて、真っ先に食事に思い至る方も多いことでしょう。
食物繊維が不足すると、硬い便になり、便通が悪くなって便秘がちとなります。
外食や、スーパーの惣菜、あげものなどを好み、野菜をあまり食べない方は注意が必要です。
できるだけ食物繊維を多く含む野菜・きのこなどを中心とした食生活にするか、普段の食事の中で、野菜の比率をあげるようにしましょう。
実際の食事は、洋食より和食がオススメです。
最近は外食のみならず家でも洋食になるケースも多いかもしれませんが、便秘解消のためには、栄養バランスと食物繊維をよく採れることから、和食を積極的にとるよう心がけましょう。
またダイエット等で無理な食事制限をするのもよくありません。
便秘解消のためには、水分とともに適切な食事量が必要となります。
運動不足によるもの
運動不足になると、腸の運動も低下、血行の悪化、等によって筋力低下を招き、便秘になります。
運動といっても激しいものである必要はなく、ウォーキング等、日々の生活で取り入れられる範囲で頑張りましょう。
運動不足は便秘だけでなく様々な影響を与える可能性がありますから、運動は日頃から取り入れたい要素と言えるのではないでしょうか。
便秘薬に頼りすぎるためのもの
便秘になるとつい薬に頼ってしまいたくなりますが、慢性的な便秘の場合、知らず知らずのうちに多量の薬を服用していた、というケースがあります。
薬に頼るのは悪いことではありませんが、薬がないとだめな体になる恐れもありますので、できるだけ自然に便通がよくなるよう、食事と運動を見直して改善していきましょう。
もちろん、代表的なものとして考えられやすいのが上記のものであって、全てこれらが原因というわけではありません。精神的なものやストレス、疾患などが原因となったりするなどありますので、常日頃から注意しておくのがより良いと言えますね。