ピルには、「副作用がきつい」というイメージがあると思います。
また、子宮内膜症の治療などで、女性ホルモンによる治療をした方も多いと思いますが、ホルモン治療=副作用がきついという認識があります。
そしてこれは、あながちウソではありません。
生理痛の治療でピルを服用することになった時には、産婦人科で副作用についてきちんと説明があると思います(服薬指導がない医療機関は、むしろ疑ったほうが良いでしょう)。
ピルの副作用には、吐き気、だるさ、頭痛などの、「つわり」症状のような軽いものを感じる場合があります。
しかし、症状は一時的で、数週間以内に落ち着きますが、乳房の張りは、半年ほど続くことがあります。
以上の症状からも、ピルが体内に働く作用が大きいことを読み取ることができます。
心配するべきはきちんとしたピルかどうかを心配すべき
生理痛でピルを服用する方が、一様に心配するのが、「妊娠」です。
ピルは100%に近い確率で、避妊が可能ですので、いざ、子どもが欲しい時、産めないのではないか?と不安になりますよね。
ピルの服用を止めると同時に、妊娠が可能になりますので、これについては心配不要です。
安心してください。
ただ、処方してもらうピルの安全性は、自身で選択する責任があります。
素性のわからないピルに手を出しては、取り返しのつかない事態に発展することもありますので注意するようにしましょう。
ほかに、良く心配される副作用は、「ガンになりやすいのでは?」ということです。
これは、日本国内で正規に流通しているピルに関してですが、発ガン性に対する安全性が保証されているので、深刻になる必要は無いと思います。
全く聞いた事のない安いからといった理由でよくわからないピルに手を出すのだけは色々な副作用に限らず危険性もはらんでいますから、くれぐれも避けるようにしましょう。
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