マーシー@副管理人
ピルに対して、みなさんは、どのようなイメージがあるでしょうか？
「飲むのが面倒」「副作用が不安」「お金と時間に余裕のある人が使う感じがする」という声が多いですね。
妊娠をコントロールする・旅行に行く時に生理を遅らせるため、というイレギュラーなイメージもお持ちだと思います。
実は、ピルで生理痛を軽減させることが出来るのです。
そもそものピルについて
そもそもピルって一般的なのでしょうか。
統計ではヨーロッパ諸国では３０～６０％の女性が避妊ピルを服用しており、日本では２％というデータが抽出されています（執筆現在です）。
１００人に２人の割合ですね、思ったより少ない感想を持ちました。
ピルは服用すると１００％に近い確率で避妊可能だそうです。
なぜ、ピルが生理痛の緩和に効くのか
ここまで見て、避妊などに使われるのはわかったけど、なぜピルが生理痛の緩和に効果があるのかと思った方も多いと思います。
実は、低用量ピルには、妊娠した時に分泌されるホルモンが含まれているのです。
従って、妊娠していない時の子宮の環境とは逆の状態に導きます。
結果、妊娠しにくくなり、子宮内膜の増床を抑制し（子宮内膜症の治療に効果があります）、月経困難症（ＰＭＳ）や、生理痛が緩和されるのです。
子宮内で生理痛を引き起こす物質、プロスタグランジンも減少することによって、経血や生理痛が少なくなるという仕組みです。
ケガや病気で治療する際に点滴や注射をするように、ピルも「産婦人科」ではそれほど特殊な薬ではありません。
でも…、「生理痛の治療でピルを飲むと、妊娠できなくなったりしないの？」という不安が浮上すると思います。
これついては別にご紹介させて頂きます。
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