私たち人間に、色々な欲求があるように、赤ちゃんにも当然ながら欲求というのがあります。
大人であれば、それを伝える手段を持っていますが、赤ちゃんには泣くという手段以外に伝える方法がほとんどないと言えます。
例えば、睡眠欲求がありますが、赤ちゃんに睡眠を強制するという事は当たり前ですが出来ません。
この時間帯は寝かせようとしたりすると、実際には逆効果を与える事も多く、夜泣きがひどくなってしまうといった事もありえるのです。
親として考えていかなければならないのは、赤ちゃんが寝るための心地良い空間を作り出す事。
そして、その空間で、しっかりと、ぐっすりと眠れるようにしてあげる事になります。
とはいえ、どれだけ快適だと親が思っていても、それが赤ちゃんにとって快適かはまた別問題です。
そして、夜泣きというのは突然やってくるものです。
ですから、よく経験者の方が口を揃えて言うのが、赤ちゃんの夜泣きが始まったなら、開き直って諦めて、赤ちゃんが満足して疲れて寝るのを待ちなさい。といわれています。
これは正論です。
ただ正論ですが、毎日夜泣きが続くと、次の日の仕事で疲れて帰ってきて、また夜泣きで寝れずに仕事へ行ってと悪循環が繰り返す事にもなります。
そうなってくると、毎日続いてしまう結果、今度は親の体が参ってしまうのも事実です。
理解ある行動が夜泣きの減少へ繋がる
まずは赤ちゃんが夜泣きをする事を理解して親として、より赤ちゃんの眠りについて知るべきでもあるといえます。
また、そうする事が夜泣きを少なくする鍵ともいえます。
赤ちゃんが持つ睡眠のサイクルというのは、当然ですが大人の睡眠サイクルとは根本的に違います。
また、赤ちゃんのこの睡眠のサイクルというのは、非常に重要になってきます。
大人とは違って、赤ちゃんの眠りというのは、いきなり深い眠りにストンと入れるわけではありません。
まず最初は、浅い眠りに入っていくのです。
そして、こういった事を知らない場合は、赤ちゃんを眠りにつかせる事はなかなか難しくなってきてしまいます。
夜泣きを嘆く前に、まず出来ること、知れることを知って対処していきましょう。
次は、先ほど説明した赤ちゃんの眠りのサイクルをより詳しく解説していきます。