ミネラルウォーターは体に良いから、赤ちゃんのミルク作りに利用しようと考えている方も多いと思います。

もし、実際、赤ちゃんのミルクを作る際にミネラルウォーターを使用したいと思っていたら、まずは、ひとまず待って下さい。

実際、赤ちゃんのためのミルク作りには、適している水とそうでないものがあります。

ミネラルの量が大切になってくる

市販のミネラルウォーターは、カルシウムやマグネシウムなどの成分を豊富に含んでいます。

大人にとっては、不足しがちなミネラル分を効率的に摂取出来るので、良いですし、それを売りにしているところも、多々あるかと思います。

しかしながら、赤ちゃんに限って見てみると、このミネラル分が体への負担となってしまうのです。

赤ちゃんは、体の機能が未熟です。
そのため、過剰にミネラルを摂取してしまうと、お腹を壊してしまうケースがあります。

過剰摂取にならないように配慮する必要がある

健康に良いからと思って使っていたのに、実際にはお腹を壊してしまうようでは逆効果になってしまいますし、これでは親失格です。

そして、粉ミルクの成分の中には、成長に必要なミネラル分が既に配合されている事がほとんどです。

これは、そもそも粉ミルクなどが普通の水（水道水）などで作られる事が前提で、ミネラル成分が入った水で作られる事を想定していないからです。

ですから、水でミネラル分を補給する必要は全くなく、むしろしない方が良いと言えなくもないのです。

粉ミルクは、基本的にはやり方を見ても、水道水を煮沸して作るように作られています。

しかしながら、2011年の震災による原発関連の問題や放射性物質などの影響で、そのような作り方に不安を感じる方も増えてきているのも、また揺るぎない事実です。

ミネラルが入っていないピュアウォーターの存在

水道水で作る事を前提になっている粉ミルクですから、あまりミネラルをいじって赤ちゃんに使うのも避けたいという場合、ピュアウォーターという存在があります。

ピュアウォーターは、水をろ過し、ミネラル分や不純物を取り除いたものです。

最近のウォーターサーバーでも、このピュアウォーターが人気を集めていて、赤ちゃんや小さいお子さんがいる家庭では、ミネラルウォーターなどではなく、このピュアウォータータイプが選ばれる事も多いようです。

ウォーターサーバーを設置すれば、いちいちペットボトルを買いに行く手間が省けて便利ですし、ミネラルが含まれていない、純水に近い水という事になりますから、小さい子でも安心できるといえそうです。

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