カリウムという名前自体は、ミネラル成分の中でも、どちらかと言えば、よく耳にするミネラルの成分ではないでしょうか。
しかしながら、名前は知っていても、当然そのミネラルが私たちにとってどう必要で...という知識を持つ人は少ないかと思います。
そこで、実際に人間の体に対してどのような働きをするのか、詳しくは分からないという方向けに、実際にどのような作用があるのかを調べてみました。
体内にもカリウムは存在している
人間の体内で最もカリウムが存在する部位は、筋肉や神経細胞内です。
筋肉がきちんと収縮したり、神経に正しい情報を伝達したりすることが出来るのは、カリウムの働きのお陰なのです。
血圧を下げる効果
また、カリウムの非常に注目されている作用として、血圧を下げる効果が挙げられます。
これは、血圧が上昇する原因である過剰なナトリウムを、体の外に追い出してくれる働きがあるためです。
常に血圧が高めの方は、カリウムを上手に摂取すると良いでしょう。
摂取しすぎでも問題は無いが腎臓に問題がある人は要注意
カリウムは、摂取しすぎても特に問題はありません。
ただし、腎臓の機能が低下している方は、過剰に摂取しないことが望ましいとされています。
医師と相談の上、ご自分に適した摂取量を守るようにしましょう。
カリウムは不足すると、血圧が上がるだけでなく、心筋梗塞の原因となることもあります。
ですから、常に不足しないように心掛けたいですね。
ミネラルの中では、比較的簡単に食品から摂取することは出来ますが、体から出ていってしまう量も多いという性質があります。
食品以外にも、ミネラルウォーターなどで取り入れるようにすると良いでしょう。
その他にも、体液の浸透圧やpHの値を正常に保つ働きがあります。
人間の体に対して、大変重要な役割を担っているミネラルと言っても過言ではないでしょう。
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