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似てるけれども実は全然違う?
プリスクールとインターナショナルスクールの違い
実は、プリスクールと聞くとあまり知らないという人は多いです。
どちらかというと、テレビや芸能人などの影響もあってか、プリスクールではなくインターナショナルスクールなら知っている!という方は多いです。
今回は似ているけど異なるけれども、よくこの一緒にまとめられてしまいやすい、プリスクールとインターナショナルスクールについて、何が違うのかをまとめてみたいと思います。
インターナショナルスクールの方が知名度が高い?
小学校では現在小学5年生から英語の授業が取り入れられています。
しかし指導要領により、小学3年生から英語の授業が必修となり2020年より開始します。
さらに英語教育が身近になり、自分の子にも早めに英語を習わせたいと思うママも増えています。
ところで英語教育ってどこがいいのでしょうか。
プリスクールを考えるママの中には、インターナショナルスクールを思い浮かべる人も少なくありません。
でも、ちょっと待ってください。
プリスクールとインターナショナルスクールは似ているようですが、実は同じものではありません。
しかし同じように英語を学べる場と思っているママも多いです。
もちろん、スクールによって差異なく受け入れている場所もありますが、基本的にはそれぞれのスクールには異なる特徴があります。
どんな特徴があるのか、詳しく紹介します。
2つのスクールの違いは
大きく述べるとプリスクールは「日本人の子ども向け」で、インターナショナルスクールは「外国から日本に来た外国の子ども向け(外国籍)」です。
プリスクールは、英語教育の必要性が高まった、10年ほど前にできました。
しかしインターナショナルスクールは、大使館や外資系企業などで働く外国人の子どもを受け入れる学校という考えからできているので、歴史もインターナショナルスクールの方が長いです。
どのように違うのか、詳しくご紹介します。
プリスクールの特徴
プリスクールは英語が学べる保育園・幼稚園に相当します。
生活のすべてを英語で生活しますので、英会話教室より密接に英語に触れられるメリットがあります。
一般的な保育園と保育時間は異なりますが、金額は一般的な保育料より少し高い程度で通うことができます。そのため保育所+英語塾の感覚で通うことができると、英語教育に積極的なママたちに支持されています。
インターナショナルスクールの特徴
一番注意しなければならない点は、インターナショナルスクールは学校教育法に該当する学校ではないということです。
つまり、履修しても義務教育としては認められません。
通う場合は、塾に近い扱いとなります。
入学することに制限が少ないプリスクールと異なり、インターナショナルスクールは、入学の際に受験があります。
試験や面接を受けても、場合によっては入学できないことがあります。
インターナショナルスクールは外国人向けなので、授業のレベルが高いことを承知しておく必要があります。
また授業料はプリスクールの約2~3倍です。
このほかに入学前の受験でも費用がかかることがあります。
インターナショナルスクール内にプリスクールを配置している場合もあり、プリスクールから進学する場合もあります。
このようにプリスクールとインターナショナルスクールは、明確な差があるのです。
大切なのは英語に対する向き合い方
中にはプリスクールで英語を学び、インターナショナルスクールへの受験対策をしてから受験している子もいます。
プリスクールでも、インターナショナルスクールでも、また英語教室でも、大切なのはお子さんにあったスクールかどうかです。
お子さんが楽しく学べないのであれば、通っても英語を身につけることは不可能です。
事前に必ず、スクールの見学や体験に参加した上で、入学を検討することが大切です。