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どう選べばいいかの基準がわからない…?
そんな方向けのプリスクール選びのための10個のポイント

グローバル社会などで英語教育への期待が高まる中、小学校の指導要領の改訂が発表されました。
この中で注目を集めたのは、英語です。

今まで英語は小学5年から勉強していましたが、2020年からは小学3年生から勉強を始めます。
小学5年生からは正式に教科書の採用があり、「外国語科」という名称で勉強が始まります。

つまり今までよりもさらに、英語教育の必要性が高まっているのです。

そのためプリスクールへの期待も同じように高まっています。
しかしプリスクールに通いたいと思っても、どこのスクールがいいのか迷っているママも多いです。

プリスクールならどこも一緒?良いスクールの見極め方ってあるの?プリスクール選びで一番大切なことは?というママたちが気になるであろう、プリスクール選びで大切なことをまとめました。

1. まずは親子で体験スクールへ

希望のプリスクールがある場合は、必ず体験教室へ行きましょう。
どのような授業があるのか、プリスクールとはどういったものなのかを目で見て、耳で聞くことで授業の様子を知ることができます。

2. 子どもとの相性は?

プリスクールに通うのは、お子さん自身です。
そのため子ども目線で見たときにプリスクールはどうか考えることが大切です。

お子さんが楽しく通えるのか、英語環境に戸惑わずに馴染めるのか確認しましょう。

3. 普段のプリスクールを見学しよう

体験スクールとは別に、普段の生活を見るには見学が一番です。
行事などの際に、一般公開しているプリスクールもありますが、行事ではいつも以上に保育士や教師もバタバタしていることも。

やはり普段のスクールを見学するのが一番です。
見学の際は必ず、プリスクール側に許可を取ってから伺いましょう。

実際に通う子どもの様子を見て、授業の風景を知ると、より安心して通わせられますよ。

4.ママ(保護者)との相性はどうか

体験教室、またスクール見学で、「あれ?」と思うことは遠慮せず聞きましょう。
もし一つでも納得できない、またはスッキリしないと思うことがあっても、そのままにしておかないことが大切です。

ほかの保育園と違う面も多いので、分からないことは必ず聞くようにしましょう。

分からないことを分からないままにしてしまうと、後々の関係構築に影響がでてしまうことも。

5.保育施設では下駄箱と先生の机を確認しよう

保育施設を選ぶ際のポイントを紹介します。
まず下駄箱です。靴がきれいに整頓されているのかどうかで、教師や保育士の目が子どもにしっかり行き届いているのかどうか分かります。

下駄箱がゴチャゴチャしたままだと、教師や保育士が子どもに慣れていない可能性があり、大きな事故などを引き起こす可能性も否定できません。

もう一つは先生(保育士)の机です。机の上がゴチャゴチャしていることはありませんか?

机は仕事場の一つです。
そこを片付けられないということは、先生が業務に追われていて、保育を蔑ろにしている可能性があります。

どちらも保育と関係ない場所のように見えますが、このような場所がキチンとしていない保育施設は、質の高い保育をしているとは言えないのです。

6.保育士と英語教師はコミュニケーションや連携ができているか

見学などでは保育士と英語教師のコミュニケーションの様子を見ましょう。

プリスクールはほか職種で保育をしなければならない特殊な保育現場です。
スタッフ同士でしっかりフォローできているのかチェックしてみることも大切です。

また子どもの前で明らかに陰険な態度になるスタッフがいる場合は要注意。

このようなスタッフが見えると、内部事情がよろしくない可能性も。そういった保育施設は事故を起こしてしまうリスクも多いので気をつけましょう。

7.入学金・保育料など費用をチェックしよう

入学するとしたら、費用がいくらかかるのか必ず確認をしましょう。
意外と見落としがちなのは、雑費です。

保育料のほかに施設管理費や冷暖房費などがかかることもあります。
決して安い金額ではないからこそ、しっかり確認しておかないと、後で焦ってしまうことに。

もし金額の確認が恥ずかしい場合は、願書などを取り寄せると書類に細かく書いてあることもありますよ。

8.子どもの安全対策を講じているか

保育園や幼稚園は、法律などに安全管理や施設の設備に対して細かく決まりがあります。
その決まりを満たさないと、保育園や幼稚園として運営ができないようになっています。(無認可保育所は除く)

しかしプリスクールは、現段階ではそもそも法律などが適用されないので独自での設営となります。

もちろん、子どもを預かる場所として運営していますから、危ない施設などを使用することはまずありません。

しかし、子どもは何をするのか分からないですから、不用意な事故や怪我を招かないようになっているか、ママの目で確認することをオススメします。

また気になる箇所は遠慮なく、問い合わせてみましょう。

9.子どもに本当に必要かどうか

子どもに対して、どの親も大きな希望を抱きます。
しかし、その希望が親の押し付けであってはなりませんし、子どもが同じように望んでいるかもまた別問題です。

ひとりよがりで、親の都合や希望だけで考えていないか考えなければなりません。

プリクールに通うのが、本当に子どもにとって良いことか、今一度立ち止まって確認してみましょう。

もしも子どもがプリスクールに行きたくないと言ったらどうするのか、英語とのかかわり方などを含めて、しっかり考えておく必要があります。

10.プリスクールに通う前の心構え

プリスクールは、言語の習得に良いとされる幼少期に質の良い英語を勉強することに特化した保育所です。

しかし、プリスクールに通ったからといっても、きちんと英語を話せるようにはなりません。

私たちが日本語を何年もかけて、国語で習うと同じように、英語もプリスクール以上の学習が必要となります。

また、幼少期は日本語を母国語として習得する時期です。この時期に英語を聞くことで、間違った日本語を覚えてします危険もあるのです。

このように、プリスクールのメリットばかりではなくデメリットをきちんと理解した上で、プリスクールに通う前だけでなく、通っている間も子どもの様子に注意深く意識を向けることが必要です。

まとめ

プリスクールは、英語教育に特化した保育施設として都心を中心に多く設立されていました。

最近は地方でも少しずつ設立され、新しい教育方法として少しずつ浸透してきています。
小学校でも英語教育のカリキュラムが見直され、量より質の内容で進める方針が発表されました。

また既存のセンター試験が2020年から廃止されることをご存知ですか?
テキストを使った丸暗記の勉強では、今のグローバル社会に適していないと考えられているためです。

これからの社会に必要なのは知識の量だけではなく、自分で考え、発見して、答えや価値を見出せる力です。

そのため机に座って勉強するだけでなく、自分で見て聞きたことを、自分で考えて、新しい発見につなげる。そんな力をつけるためにも、プリスクールのような環境はより良いと言えます。

英語が分からなくても、知ろうと努力したり、他国の文化に触れたりすると知識も広がります。

さまざまな物事を見るためには、広い視野を持つことが大切。
そんなことを教えてくれるのも、プリスクールの環境ならではでないでしょうか。

子どもが楽しく英語を学びながら、さまざまなことを経験すれば、子どもにとってより大切な将来への糧となるでしょう。