あがり症の症状の一種で、多汗症という症状が良く見られます。
ここでは、多汗症と、それに対する対策を詳しく説明していきます。
そもそも、多汗症とは、過剰な量の汗をかいてしまう症状を指すものでありますが、人は普通に生活していても、汗自体はかくものでそれ自体はなんらおかしな事ではありませんし正常です。
ここで難しいのが、どこからが多汗症なのかといいう具体的な定義はありません。
日常生活に支障が出るかが1つのポイント
汗が出る事自体は、通常の事ではありますが、あがり症の人の場合は、日常生活に支障をきたしてしまうケースも少なくなく、そうなってくると非常に大きな問題です。
多汗症には、「全身性多汗症」と「局所性多汗症」の2種類が存在します。
前者の全身が多汗症に当てはまると思われる人は、あがり症といったタイプのものではなく、体質的な問題が原因の多くを占めています。
いわゆる、汗をかきやすい体質ということですね。
逆に、後者に当てはまる汗のかき方が多いという人は、ストレスや過度の緊張から発汗を引き起こしていると考えらます。
この時、対策としては、まず汗をかいたら出来る限りすぐに拭くようにしましょう。
ただ拭くだけと思うかもしれませんが、汗は放置することで雑菌が繁殖し、嫌な匂いを放ちます。
そうなると、汗で嫌われていないか、汗で誰かを不快にしていないかなどの考えが頭を巡って、汗を止めなきゃ、止めなきゃと思う事で、さらなる過剰な発汗へと繋がりかねませんから、そのためにも早めに対処することが大事になります。
また、汗については、体質が原因と考えられるケースも多いので、生活改善の見直しや、運動をはじめて見るのも良いかもしれませんね。