あがり症の症状の一種で、赤面症というものがあります。
これはその名の通り、緊張したり、強い不安を感じると顔が赤くなってしまう症状のことを指します。
赤面恐怖症や赤面恐怖とも言われたりしますが、対人恐怖症の中でも比較的、多く見られる症状のひとつです。
赤くなる場所は人それぞれ
人によって赤くなる部位は異なっており、頬が赤くなったり、耳たぶが赤くなったりと様々です。
症状がひどい場合は、顔が赤くなった後、過剰な量の汗をかいたり、頭が真っ白になってしまったり、パニックを起こしてしまったりしまうこともあるのです。
主に赤面症は自分にとって重要な人間と接している場面で起こる場合が多いとされています。
恋人の前や、苦手な上司、後輩の前で格好良いところを見せたいなど、自分にとって影響力の高い相手に対して発症してしまう傾向にあるのです。
対策としては、自分の気持ちをコントロールする訓練をしたりと緊張に対して耐性を身につけるよう心がけると良いでしょう。
また、赤面恐怖症と診断された場合は、抗不安剤、抗鬱剤を処方してもらうことが出来ます。
あがり症の症状ガひどい場合には一度、診断を受けてみるのも良いでしょう。