あがり症と、実際にはこの一言に集約されて表現されていますが、実際にどういった症状が起こるのかというと、一言で表すのが難しいと言える程に、実に様々な症状があります。
赤面、吐き気、腹痛、頭痛など。緊張を強いられる状況では、身体にさまざまな変化が起こります。
そういった症状は個人によって差があり、またその程度もまちまちです。
ここではあがり症の特徴としてよく見られる症状の1つで、手汗など、たくさん汗をかいてしまうという症状について紹介します。
発汗恐怖症(多汗恐怖症)と呼ばれる症状
発汗恐恐怖症(多感恐怖症)は、人と接することで緊張や恐怖を感じてしまい、手や額などに大量の汗をかいてしまう症状を言います。
ここまでいくと、日常生活や仕事にも支障が出てしまうケースも少なくありません。
もちろん、こういった症状だけではなく、顔が真っ赤になってしまう、緊張のあまり吃音が生じてしまう、頭が真っ白になって何もしゃべれなくなる…など色々なタイプがあります。
これは一例に過ぎませんが、あがり症に伴ういくつかの症状、その全てのトリガーは共通していて、緊張と、それに伴う不安が症状を引き起こします。
精神的なストレスを感じることで身体に影響が及んでしまうのです。
出来るだけ緊張を感じてしまうシチュエーションを避けること。
そして、自分の症状の程度を理解し、リラックスした状態を保つ努力をすること。それが改善への近道です。