あがり症を克服する、過度な緊張をほどく一つの方法として「呼吸法」があげられます。
人間はあがってしまうと、心臓の鼓動が早くなり、呼吸が乱れ、赤面や発汗などさまざまな症状をおこします。
これは緊張状態から引き起こされるものであって、一度、その状態に入ってしまえば自分の意思でコントロールすることは難しいです。
ですが、しっかりとした順序を踏んで、心をゆっくりと落ち着いた方向へ導いていけば緊張や、それに伴う不安も解消されていきます。
呼吸法はそのためのあがり症の有効な手段です。
- お腹に手を当てて、口から息を吐きながらお腹をへこませます。
- 息を吐ききったら、お腹を膨らませながら鼻から息を吸います。
- 次に、ゆっくりと息を吐きます。(吸う時間の倍の時間をかけて吐くようにします。)
- これを何度か繰り返します。
これを行うことで、緊張をいくらかほぐすことが出来るでしょう。呼吸法の最中、リラックスした自分をイメージすることが大切です。