あがり症には、実にいろいろな種類の症状が起こりうるのですが、その中の代表的な症状の1つでもある頭痛について、今回は見て行きます。
あがり症だけに限った話ではありませんが、過度な緊張というものには、時として、頭痛を引き起こすこともあります。
これを「緊張型頭痛」と呼び、特徴としては、拍動性の痛みではない、圧迫感が強い、頭が重く感じる、などが挙げられます。
ストレスをなるべく溜めない事が大事
このあがり症が原因の頭痛は、吐き気や嘔吐を伴うことが少なく、日常生活の中で悪化することは有り得ません。
頭痛を訴える人の約八割を占めるのが、この頭痛とも言われています。
精神的なストレス、身体的なストレス、共に過度なストレスが頭痛の直接の原因であると考えられていますが直接的な対策がないのが現状です。
また、緊張型頭痛は、肩こり、めまいや倦怠感などを伴いやすく、頭痛と合わせて連鎖的に不快な症状が増えてしまいがちなのも特徴です。
精神的なストレスを軽減させるのはなかなか難しいですが、身体的な緊張、ストレスを緩和させるのはさほど難しくはありません。
長時間、パソコンの前に居る人が頭痛を起こしやすいのは、リラックスする時間を意図して設けようとしないためです。
対策としては定期的に背伸びをしたり、ストレッチをするだけで驚くほどの効果が得られるはずです。