界面活性剤の話題の中で、必ずといって良いほど話題にあがってくるのが、この石油系および合成系についてです。
これらなくして、界面活性剤についての話題を話す事はできないほど。石油系および合成系について知る必要があります。
これらについての注意点やポイントなどを解説していきます。
合成も石油系も実は同じ事を指す場合が多い?
合成界面活性剤に対して、マイナスのイメージを持っている方も多いと思います。
しかし「合成界面活性剤」という言葉の定義も、実はかなり曖昧なのが現状です。
これらは、実際には色々な表記があります。
- 合成界面活性剤
- 石油系界面活性剤
- 天然界面活性剤
- 天然系界面活性剤
このように、色々な表記がありますが、その定義はメーカーによって定まっていないのです。
言ってみれば、その場合や会社などによって、呼び名が違う事もあるという事なのです。
名称だけを見て、安易に考えるのも注意しなければならない時も
天然界面活性剤といえば健康にいいイメージがしませんか?
ですが、本当の意味での天然の界面活性剤は、ガゼイン、レシチン、サポニンなど、食品に含まれている成分だけなのです。
マヨネーズは、卵に含まれるレシチンが乳化剤の役割を果たし、油と酢を固めて作られます。
その他の界面活性剤は、一般的に言われている、わかりやすい分類にすると、石けん系、脂肪酸エステル系、アミノ酸系、高級アルコール系、石油系となります。
このうち石けん系、脂肪酸エステル系、アミノ酸系は「天然系合成界面活性剤」です。
天然とはいっても、まるっきりそのまま利用されているわけではないのです。
「天然」という言葉も注意が必要
「天然成分のみで作っています」というような広告は、ある意味では、ちょっと嘘になるかもしれません。
天然素材のみで、シャンプーなどを作ることはできないのです。
ここで問題になるのは、高級アルコール系、石油系の「石油系合成界面活性剤」です。
石油系のものは、現在では化粧品やシャンプーに利用されることはほぼ無いといっていいでしょう。
しかし、高級アルコール系の界面活性剤使用の製品は多く市販されています。
ドラッグストアなどで売られている、CMで一般に馴染みのあるシャンプーなどは、殆どがこの高級アルコール系のシャンプーです。
かつてラウリル硫酸塩という成分がメインだった高級アルコール系ですが、最近はより低刺激の、 ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩(成分表示名はラウレス硫酸Naなど)がメインになってきています。
高級アルコール系の洗浄剤の特長は、とても泡立ちが良いことと、安価に大量生産ができることです。
ボトルタイプで1000円以下のシャンプーは、殆どこの高級アルコール系のシャンプーです。
管理人が選ぶ「界面活性剤が不使用」のベストアイテム
うるおって【シャンプーにオススメ】
- 管理人も使っているシャンプーです。家も実家もこれに統一し、アミノ酸シャンプーなので頭皮にも優しく子どもにも使えておすすめ!
- うるおっての公式サイトをチェックする
ネオナチュラル
- 化粧品や石鹸からシャンプーまで、美の商品が豊富で口に入れても安全をモットーに作られています!管理人も石鹸はここのを使っています。
- ネオナチュラルの公式サイトをチェックする
エイジングラボルテ
- 石油系界面活性剤を使わないだけでなく、パラベンなども無添加とし、こだわった化粧品で管理人も愛用中!今ならお試しセットもあります♪
- エイジングラボルテの公式サイトをチェックする