地球にとっても、主婦にとってもありがたい存在であるEM菌。
なぜなら、有用微生物の共生体であるEM菌が私たちの生活のあらゆるシーンで、役に立つからです。
台所や洗面所、トイレや風呂場、リビング、ペットなど家中の掃除に使えますし、また家庭菜園や植物を育てるのが好きな人にも役立ちます。
販売もされているけれど作る事も可能です
EM菌を販売している業者も複数ありますが、例えば株式会社 イーエム ジャパンから販売されている「有用微生物土壌改良資材EM1 」は1リットルで通常2,100円です。
それほど高くはありませんが、毎日の掃除や植物のために、惜しみなく使える金額ではありませんね。
ですが、実はEM菌を増やす作り方があるのです。
EM菌の効果をより活性化するためにも、増殖した方がいいのです。
ではどのように作るのしょうか。これは作り方の一例です。
材料はEM1を1リットル、糖蜜1リットル、水8リットルです。
もしかしたら、この時点で糖蜜を買ったら高くなるではないか…と思われる人もいるかもしれませんね。
同じく株式会社 イーエム ジャパンから糖蜜が販売されています。
1リットル945円ですのでこれを手に入れれば、安く作る事が可能ですので、水は汲み置きの水などの塩素が入っていない水を準備しましょう。
作り方はまず、糖蜜を3リットルの湯で溶かします。
この時のお湯の温度は熱湯ではなく、40度から50度くらいです。
その後残りの水を加えていきます。
水温が40度以下になったら、EM菌を加えます。
その後は、よくかき混ぜましょう。
出来上がった液体を密閉できる容器に入れて、しっかりと蓋をして暖かい場所におきます。
発酵をスムーズに促すために、はじめの2~3日は35度から39度くらいの、暖かい環境がいいですね。
とはいっても通常それほど暖かい場所はないかもしれませんので、電気毛布などでくるむのもいいかもしれません。
放置する期間は夏は1週間、冬は10日から2週間くらいです。
発酵中は容器が膨らみますので、蓋をゆるめてガスを抜きます。
期間がたつと、甘酸っぱいにおいがしてきます。
これで完成です。