今回、対談に応じて頂いた方は、公認会計士の資格をお持ちで、速読をきかっけに見事資格試験にも合格し、第一線で働かれているAさんにインタビューをしてみました。
公認会計士の試験勉強になぜ速読法を?
公認会計士の資格試験は難易度の高いものになると、弁護士などの国家試験と同等の程度であるといわれています。
高い情報処理能力がなければ試験の合格は難しいという現実と向き合ったときに、
これまでの勉強法の抜本的改革が必要だと感じたんです。
そんなとき、司法書士の資格試験勉強に速読法を取り入れ無事合格を遂げた大学の先輩に話を聞く機会があり、さっそく実践することにしました。
そのときにはまだ、速読法の真価までは理解しておらず、速く読めればより多くの情報を吸収できる、単純にそれだけでも十分に価値のあることのように思えたんです。
受講してみていかがでしたか?
指回し体操は思うように指が回らずもどかしい思いをしました。
手には感覚神経と運動神経が集中しているので指回しは体も頭も活性化していく、というのは納得でしたが、実際この指回しの効果は期待以上でしたね。
五感が鋭くなり、日常生活で喜びや充実を感じることが増えたんです。
まさに世界が広がったという感覚でした。
また、人間の情報処理能力は心と体の両面から作用するものというメカニズムの理解を深めながら、それに基づいたトレーニングが展開されるので、講義の内容が自分の中に抵抗なくスッと入ってきます。
知らず知らずのうちに自分の理解力も高まっていたのでしょうね。
日常生活でも、他人との会話に興味が持てるようになったり、人に何かを説明するための話の組み立てが苦もなく瞬時にできるようになりました。
自分の日々の成長を肌で感じられ、単に速く読むことだけではない、実りの多い講義内容に大変満足しています。
速読法は試験勉強にも活かされましたか?
本を読むスピードが速くなっていくにつれ、本に向き合う心理的なストレスも激減し、心に余裕が生まれました。
試験勉強に対しても、凝り固まった悪習慣やマンネリ感が浄化されていくような気分で費やす時間は増えていないのに、勉強効率は劇的に良くなりましたね。
公認会計士の資格試験は時間切れになることが多く、問題を解くスピードを上げることが課題でもあったのですが、速読法の実践で問題を読む速さと理解度が格段にアップしたことで、その課題もクリアできました。
おかげさまで、日商簿記1級、税理士、公認会計士、3つの資格試験に合格しました。