吃音を抱えつつ、または克服して社会で活躍する人は、たくさんいます。
文章を書くという職を選択する人、営業、教師など、話す職を選択する人、体験を生かして、同じ悩みを持つ人のためにとカウンセラーという道を選択する人と、それぞれですが、どの職をとってみても、可能性としては全然普通に就職できる人もいるのです。
自分に合う仕事・職業を見付ける事が大事に
- 話が苦手なら、文章で表現しよう
- 吃音も、個性的な話し方のひとつだから話すことを仕事にしたい
- 自分の体験したことを、同じ苦しみを持つ人を救う手立てにしたい
というように、それぞれが考える、自分の個性を尊重した職業と言えるのではないでしょうか。
しかし、すべての吃音者が、このように社会で活躍しているわけではないという現実もあります。
吃音が原因で人との接触を避けて閉じこもってしまっている人や、吃音のために就職を断られるという、偏見や差別があるのも事実で、「吃音だから」と、当然のように言われるケースもあるようです。
このようなことは、いわれのない差別や偏見であるとすべての人が理解、認識しなくてはなりません。