80種類もの有用微生物の共生体であるEM菌。
もともとは、農業の効果を上げるために開発されたものになりますが、EM菌の効果のわけは、抗酸化物質と言われています。
土壌や農作物の品質の改良はもとより、様々な分野で効果があることがわかってきました。
畜産業、水産業、飲食業、清掃業など色々な分野で活躍しています。
例えば畜産でどのような効果があるのでしょうか。
賛成側と反対側での意見が両極端で少し注意が必要
みなさんもご存知のように畜産の動物の小屋といえば糞などの悪臭がします。
この悪臭が公害となり地域住民の間で問題になっているところもあるようです。
そこでEM菌を舎内に散布し、また飼料に添加しました。
その効果には目を見張るものがあるといわれています。
まず悪臭の減少、そして家畜の死亡率の減少、ハエやウジなどの害虫の減少です。
それだけではありません。
家畜の堆肥がEM菌により、発酵が早まり臭みも抑えられ質のよい堆肥になります。
また食肉の質もよくなり、味もよく日持ちがするという効果があります。
本来畜産はのんびりした環境で動物を飼育するのであれば、悪臭などもそれほど発生しないものなのです。
しかし、現代では生産力を高めるために化学的なものが肥料であれ消毒薬であれ、色々使用されています。
ですから動物たちにとってもかなりのストレスなのです。
その点有用微生物を利用した畜産は動物のストレスを軽減し、結果としていい肉をうみだすのです。
EM菌の効果は、業務だけではなく家庭でも発揮されています。
例えば掃除です。
畜産の悪臭に効果があるのであれば、家庭内の様々な悪臭にも役立ちます。
臭いを消した居場所といえばトイレかもしれませんね。
臭いだけではありません。
キッチンの換気扇や、レンジ周り、魚焼きグリルなどの油汚れにも効果的です。
さらにリビングの掃除にも使えます。
なかなかキレイに拭けない窓拭きもホコリが窓に残らず、比較的キレイに拭けます。
また色々な人が触るドアノブや、たんすなどどこでも使えます。
衛生を保つだけでなく汚れも付きにくくなる効果があります。